耐久消費
耐久消費財の普及が国民生活を大きく変化させてきた。 高度経済成長期の所得向上の中で、耐久消費財の普及が進んだ。
1953年は電化元年と言われているが、この頃登場した電気洗濯機、電気冷蔵庫、電気掃除機という「三種の神器」は高度成長期から安定成長期に移行する画期となった。
1973年のオイルショック頃にはほとんどの家庭が一家に一台の普及を見えた。当時最先端の商品として、消費者のあこがれの対象であるとともに、これらの耐久消費財は家事労働にかける時間の短縮を可能とし、家事労働に従事することが多かった女性の社会進出にも貢献したと考えられる。
その後、1960年代から普及し始めた乗用車、ルームエアコン、カラーテレビという「3C」と呼ばれた耐久消費財は、当時の一般家庭の夢として黒白テレビを引き継いだカラーテレビが急速に普及していった。 その後は電子レンジ、VTR、そして最近は、パソコン、デジカメ、携帯電話、VTRを引き継いだDVDプレーヤー・レコーダー等等国民生活を便利にするような新商品が普及してきている。近年の特徴はIT製品、情報通信関連製品、また家電(家庭用電化製品)という個電(個人用電化製品)が目立ってきていることである。 乗用車の普及率は頭打ちとなっている。 カラーテレビではブラウン管テレビから液晶、プラズマなどの薄型テレビへのシフトが進行中である。 ホンダも、政府のエコカー減税に対し、「短期的には増産につながる」(近藤広一副社長)と期待をかけるが、寄居工場(埼玉県)の稼働を2年以上遅らせるなど、設備投資を抑制する動きが広がっている。 |